インプラント

インプラントの寿命はどの程度なのか

インプラントはどれくらいもつのか?気になるところですね。費用も高額ですし、持たなかったときってどうなるのか?漠然とした不安を感じる方もいるでしょう。ここではインプラントの寿命について説明します。

インプラントの寿命とはインプラントがダメになる時

インプラント体はチタン合金でできているので、長時間経つと腐ったりすることはありません。メーカーから何年持ちますという情報もありません。インプラント発祥の地、スウェーデンで初期に治療を受けた方は40年以上インプラントを使われました。つまり、インプラントの寿命とはインプラントが問題を起こして取らざるを得ない状態になった時と考えられます。ではインプラントを取らざるを得ない問題とは何でしょうか?

インプラント周囲炎

インプラントも天然の歯と同じように歯周病になります。インプラントの場合はインプラント周囲炎と言います。インプラント周囲炎の原因は大きくわけて2つあります。

歯垢が溜まって骨を溶かす

天然の歯と同じように磨き残しから歯垢ができ、歯垢内の歯周病原菌が毒素を出します。この毒素がインプラントを支えている骨を破壊していきます。インプラントは人工的に作ったものですので、天の歯と比べるとその免疫システムは弱く、細菌に抵抗する力も弱いとされています。特に歯周病で歯を失った場合は、インプラントに歯周病原菌が移ってしまいます。インプラント治療の前にしっかりと歯周病を治すこと、そしてインプラント治療後も継続して歯周病が再発しないように管理する必要があります。

インプラントに力がかかりすぎて骨が溶ける

インプラントは天然の歯と違い、歯根膜というクッションがありません。インプラントの歯に加わった力はダイレクトに骨に伝わります。インプラントの歯のかみ合わせのバランスが崩れたまま放置する荷重負担の状態が続くとインプラントを支える骨は溶けていきます。

インプラントの寿命は設計と管理による

インプラントが長持ちするにはインプラント周囲炎にならないような術前と術後の管理が大切です。

  • 日々のブラッシング、セルフケア
  • 数ヶ月に1度の歯科医院でのプロフェッショナルケア、クリーニング
  • 定期検診時のかみ合わせのチェック
  • 歯ぎしりや食いしばり(噛み締め癖)がある場合はマウスピースの使用

これらの管理を継続していけば、インプラントは一生モノとして機能してくれるでしょう。

-インプラント

Copyright© インプラント治療の話 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.